団塊ジュニア世代が高齢者(65歳以上)となる2040年代前半、高齢者の割合がピークを迎え、様々な社会問題が取り沙汰されています。その総称が「2040年問題」です。その中でも男性の一人暮らしの数は約360万人(女性は約540万人)になるという試算もあり、問題視されています。なぜか? それはあらゆる年代で生活面の自分のことを全て自分でできる男性がさほど多くはなく、その人たちが高齢単身者となった時に起きる様々な問題が危惧されるから。この連載は、あるきっかけで「自分は自立していなかった」と気づいたコミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之さんによる、「生活面で自立した男=ジリメンになろう」という提案。「自立」は、人生後半を自由に豊かに、ウェルビーイングにすると考えます。