僕が食べてきた思い出、忘れられない味

折の蓋を開けたときの見た目の美しさ、取り合わせも絶妙な一つ一つの料理の、しみじみとしたおいしさ……麻生要一郎さんの作るお弁当はいつしか噂になり、有名になり、ついには料理と随筆の本も出版された。ふんわりと温かくて、同時に不思議な麻生さんは、その経歴などを知れば知るほど、もっと知りたくなる存在。たとえば、あのおいしい料理を生み出す麻生さんは、いったいどこで何を食べてきたのだろう?
これは多くのファンのそんな疑問に応える、麻生要一郎さんの「思い出に彩られた舌の経歴」であり、食べる幸せと豊かな時間の記録なのです。

ソースの薫りに導かれて広島の友人たちと繰り出す「国泰寺焼き」の店 第十七回「花子 飯田橋店」(東京・飯田橋)

母に食べてもらいたかった世界で一番おいしいパンケーキ 第十六回 「APOC」(東京・表参道)

世界で一番好きな、お寿司屋さんのようなイタリアン 第十五回「ЯIOTA(イオタ)」(四谷)

上海蟹、北京ダックは他の店では食べない。ここは僕の理想の店 第十四回「富麗華」(東麻布)

お弁当がつないだ縁、「旬」を堪能する串揚げの名店 第十三回「六角亭」(東京・代官山)

ウエスト青山ガーデンでハーフ&ハーフシューと野菜サンドを 第十二回「ウエスト青山ガーデン」(東京・青山)

繊細で美しくておいしい、大人のメキシコ料理 第十一回「エルカラコル」(四谷三丁目)

第十回 大川の流れに思いを馳せる老舗のうなぎの味 前川(東京・浅草)

第九回 安心の居場所を思い出させる街の正統の天ぷら 花むら(東京・赤坂)

第八回 変わりゆく街の変わらない精神の名店 ロシア・ウクライナ・ジョージア料理「レストラン スンガリー」(東京・新宿)

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