よく生きるためのいい話をお知らせする「wellbeing topics」、今回は指出一正さんの新著、
「オン・ザ・ロード2 スーパーウェルビーイング」のご紹介です。まずこのペーパーバック仕立て。書棚に大事にしまったりしないでね、という著者の気持ちが伝わってきます。この本、部屋で、電車で、カフェで休憩中に、旅に出かける列車で……とにかくどこでも、読めば心は軽やかになり、”ここではないどこか”に行きたくなり、また”ここ”に戻る幸せも教えてもらえます。

一般社団法人 関係人口協会
価格:2,300円+税
二拠点思考を体現する著者のリアルが「スーパーウェルビーイング」。そしてそれは私たちにもできること。
指出一正さんの新刊『オンザロード2 スーパーウェルビーイング』は、ページをめくるたびに“風が通り抜ける”ような一冊です。
ウェルビーイングというとついつい難しい言葉で語りたくなるのだけれど、そんな難しい概念を積み上げるのではなく、移動して、行動して、誰かと話して、ちょっとした体験を重ねる──そんな日々のシンプルな行為の中にこそ、ウェルビーイングは息づいているのだと、やさしく思い出させてくれます。
タイトルにある「スーパー」は、なんと“スーパーマーケット”のスーパー。
『まるでいつものスーパーに売っているような幸せとしてのウェルビーイング、これこそが「スーパーウェルビーイング」だと考えます。』という指出さんの言葉には、生活者の目線を決して忘れない、確かな洞察力が宿っていると思います。ウェルビーイングを語るときについ難しく構えてしまう私たちに、「もっと肩の力を抜いていいんだよ」と語りかけてくれるようです。読んでいると、まるで指出さんと一緒に散歩しながら話しているような感覚になります。
風に吹かれながら読み、読み終えるころにはお腹がすいて、何か簡単に作って食べて、少し居眠りしたくなる──そんな“生活の幸福感”がそのまま本になったような心地よさです。
そして、指出一正さんと言えば「関係人口」「二拠点生活」という、今やだれもが普通に使う言葉を作った人。地方移住や何らかの形での地方とのつながりを考え、模索している方へのヒントが満載です。日本中、ありとあらゆる場所に多様な人がいて、そこに「関わりしろ」はたくさんあるのだということにも気づかされます。
さらに、うれしいことに、昨年8月にこの「ウェルビーイング100」が開催した「指出一正 × 石川善樹 トークセッション」に触れてくださっています。あの日の空気感や、ウェルビーイングと移動をめぐる石川善樹さんと指出さんの対話の余韻が、本の中で再び立ち上がってきます。

ぜひ活用したいのが、「指出流 伝わる文章の書き方11箇条」。
今や誰もが発信者となる時代に、今日から使える“伝える技術”が、実践的かつ温かい視点でまとめられています。これは、何度も読みかえす本になりそうです。
生活の中にある小さな幸せの見つけ方をやさしく教えてくれる本。
ウェルビーイングを“難しい言葉”から“自分の感覚”へと取り戻したい人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
●著者紹介
指出一正
『ソトコト』編集長
1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。『Outdoor』編集部などを経て2011年より『ソトコト』の編集長に。定住でも観光でもなく、地域の人たちと関わる『関係人口』の提唱者のひとりで、全国各地の自治体のアドバイザーや官公庁の委員などを多数務める。2024年に著書『オン・ザ・ロード 二拠点思考』(ソトコト・ネットワーク)を上梓。














