やる気はある。でも、やってる? 男性の約70%が家事に“積極的な姿勢がある”と回答

●問:「あなたは家事全般について、自分からやろうとする姿勢はありますか?」への男性の回答の割合。


約7割の男性が「家事を自分からやろうとする姿勢がある」と答えています。
けれどこの“姿勢”とは何を意味するのかが考えどころかな、と。
「やる気はあるんだけど、時間がなくて」「言われればやるけど、自分からは…」
そんな“前向きなつもり”のようなものが含まれているのでは?
これ、男性ばかりを責めているのではなく、
「夫(パートナー)に家事をやらせたくない、という女性にも考えてもらいたい数字。
とはいえ、まだまだ男性にとって「家事は手伝うもの」という意識の延長線上にある回答なのかもしれません。
家事を“誰かの仕事を助けること”と捉えるか、“自分がやるべきこととして担うもの”と捉えるか。
その違いが、「やる気はあるんだよね」と「実践」のギャップを生むのでしょうか?

男性の生活面の自立は社会課題の解決につながる
「ジリメンのススメ」佐藤尚之

※調査概要
調査名:「家事・生活自立に関する実態調査」
調査方法:インターネット調査 調査対象:男性 (マクロミルモニター)、女性(オレンジページメンバーズ)
調査時期:2024年8月~9月
調査機関:株式会社オレンジページ