竹のトイレットペーパー定期便。

ワタクシが毎日をご機嫌に過ごせている秘訣。
それは、日々の暮らしに
「好き」がいっぱいあることだと思うのです。

たまに落ち込んで涙したり、
イライラもしますが、
すぐに自分を笑顔にしてくれる
大小さまざまなお気に入りが
身の回りにたくさんあるので
ふと気づくと
楽しく嬉しい気持ちになっているのが常。

ワタクシが能天気で忘れっぽい性格なのでは?
そんなご指摘もツッコミも、ごもっとも。

でも、ワタクシは自分の「好き」を
発見することを
誇らしく日々楽しんでいます。
密かな愛用品、贔屓の店、アガる味。
旅、人、音楽、映画など。
特別なもの、些細なもの、
高価なもの、チープなもの、
もしかしたら、取るに足らないものも!?

そんなワタクシの大切な「偏愛」を
この連載ではご紹介させていただきます。
お付き合いいただけましたら、嬉しいです。

撮影・文/池水みと


パッと検索してみるだけでも
世の中には膨大な種類の
トイレットペーパーが
存在していることに驚きますが

毎日“必ず”使う
トイレットペーパーこそ
ご自身のマイベストを探せたら
いいですよね。

無漂白でふんわりした触感がいい
シングルではなくダブルがいい
取り替え回数が少なくて済む
1ロールの長いものがいい…
など
大事にしたいことは
人それぞれかと思いますが、

ワタクシの場合は、
・使い心地が好み
・環境配慮に共感できる
という点で
こちらの生成り色の
トイレットペーパーが
今一番のお気に入りです。

こちらは
「BambooRoll バンブーロール」
という名前の
竹だけで作られた
トイレットペーパー!

生成りや茶色がかった
トイレットペーパーは
無漂白再生紙のものに多く、
ワタクシも過去の使用経験から
「薄いのに触ると固くて
ガサガサ触感がお尻に辛くて
日常使いには難アリ」
というイメージを持っていました。

「バンブーロール」はというと
表面が細かい凸凹ワッフルに
なっているので
触り心地はふかふかしているのに
しっかりもしていて、
そこが最も気に入っています。

3層構造のため吸水性もよく、
ミシン目も切り離しやすく、
ノーストレス。
トイレットペーパーホルダーに
フラップがなくても気になりません。

木材パルプのものと比べても
原料が竹だからといって
水に流れにくいこともないです。

ワタクシが環境に配慮した
トイレットペーパーを選びたいと
思いを強くしたのは

日本人の
年間トイレットペーパー消費量が
アメリカ、ドイツ、イギリスにつぐ
世界第4位の多さで *1

世界では
毎日27万本の木が失われ、
その10パーセントが
トイレに流されている現状 *2
があると知ったことがきっかけです。

竹は世界で一番早く育つ植物で、
二酸化炭素を吸収しながら
1日に91センチもの
凄まじいスピードで成長する *3
ので、
再生産がたやすい竹を材料にした
トイレットペーパーは
サステナブルで環境に優しいと納得。

「バンブーロール」は
製造工程では薬品使用を抑え、
使用電力を水力100%にしており、
ユーザーに対しては
ウエブサイトやメールで
ていねいに背景説明をする姿勢にも
好感を持ちました。

「バンブーロール」は
販売店が最寄りにあれば
店頭で1ロールから購入できますが、
まだ該当店舗は少なく。
基本はオンライン経由で申し込む
定期購入での入手となります。
(定期便の配送頻度は購入者が調整可)

1箱18ロール入りで届くので、
初回注文をする際には、
(実物を触ったことがなかったので)
一度に18ロールも到着してしまう…
イマイチな商品だったらどうしよう…
とは思いましたが

実際に使ってみたら、懸念は一掃!
触り心地がとても好みで
一気にファンに。
リピート購入しています。

リサイクル可能な最低限の梱包材で
シンプルに届くので
チラシや冊子の同梱はゼロ。
もちろんプラスチックゼロ。

お値段は 1箱1800円。
送料が 1箱680円。

1週間でひとり1ロール消費とすると
18ロール=4人家族の1カ月分
18ロール=おひとり様の4カ月分
といったところ。

18個届くロールのうち
2個だけは紙で包装がしてあるのですが、
ユーザーごとに発行される
招待コードを空欄に書き入れると
友人と気軽に割引シェアができます。

実際にワタクシの家で
トイレから出てくるや否や
「あのトイレットペーパー
いい感じネ!!どこで買えるの?」
と友人にこれまで何度も聞かれています。

こちらから何も言っていなかったのに
そんな好感触を
率直に伝えてくれた友に
お尻コンシャスなアナタって、最高!
と内心にんまりするワタクシ。

自分のとっておきが
誰かのお気に入りになるのって、
嬉しいですよね!

<記事中脚注>
*1 「サステナブル・ブランド・ジャパン」2019.02.26 記事より
https://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1191796_1531.html
*2 WWF公式webサイトより
https://forestsforward.panda.org/?50660/Forests-flushed-down-the-toilet
*3 ギネスワールドレコーズwebサイトより
https://www.guinnessworldrecords.jp/world-records/fastest-growing-plant
参考:BambooRoll公式webサイト

【インフォメーション】

BambooRoll (バンブーロール)
竹で作ったトイレットペーパーの定期便

Website:https://bambooroll.jp/
mail:hi@bambooroll.jp

池水みと / MITO Ikemizu
鹿児島ルーツの東京育ち。プロデューサー・編集者・ライター。リクルート在職中にアロマセラピスト資格を取得。フリーランスになってから調理師免許を取得。築地・豊洲の目利きと一緒に日本の伝統的な魚食文化の魅力を紹介するワークショップ「おいしい塩干教室」を主宰。「東京すし和食調理専門学校」が欧州に和食文化を伝える研修活動など海外向けプログラムに企画・通訳で関わる。幼少期にフィリピン、高校時代にブラジルに暮らしていたことから、日本文化への興味が強く、趣味は三味線・茶道・和菓子作り。最近の関心事は健康と予防医学。夢は自作絵本の出版。