アレンジ多彩!黄えんどう豆100%麺

ワタクシが毎日をご機嫌に過ごせている秘訣。
それは、日々の暮らしに
「好き」がいっぱいあることだと思うのです。

たまに落ち込んで涙したり、
イライラもしますが、
すぐに自分を笑顔にしてくれる
大小さまざまなお気に入りが
身の回りにたくさんあるので
ふと気づくと
楽しく嬉しい気持ちになっているのが常。

ワタクシが能天気で忘れっぽい性格なのでは?
そんなご指摘もツッコミも、ごもっとも。

でも、ワタクシは自分の「好き」を
発見することを
誇らしく日々楽しんでいます。
密かな愛用品、贔屓の店、アガる味。
旅、人、音楽、映画など。
特別なもの、些細なもの、
高価なもの、チープなもの、
もしかしたら、取るに足らないものも!?

そんなワタクシの大切な「偏愛」を
この連載ではご紹介させていただきます。
お付き合いいただけましたら、嬉しいです。

撮影・文/池水みと


ここのところワタクシが
頼りにしているのが
豆100%でできている麺
「ZENB ヌードル」です。

…実は2年半ほど前に
腸の膨張感と不調が気になって
遅発型アレルギー検査をしたところ

小麦を抜く
「グルテンフリー」を
なるべく実践するようにと
すすめられ

以来、普段の食生活、
特におうちごはんを見直し、
小麦を避けるようにしてきました。

でも、見渡してみると、
ピザ、ラーメン、うどん
パスタ、素麺、パン、
サンドイッチ、クッキー、ケーキ
天ぷら、お好み焼き、たこ焼き
餃子、焼売、肉饅、春巻、
さらにはホワイトソース、
そしてビールまで

…なんと
おいしいものには
小麦製品が多いのでしょう!

料理によっては、
米粉、片栗粉、大豆粉、
ときには豆腐などで工夫すれば
小麦の代用ができますが

休日の家族ごはんで
リクエストが多い
パスタについては苦心しました。

できれば一人だけ
お米を食べるようなことはせず、
家族と一緒に麺を食べたい!と
小麦以外で作られた麺を
探してみたところ、

スーパーやネット食材店には
世界各国のグルテンフリー麺の
品揃えが!

十割蕎麦はもちろん
緑豆のビーフン、
お米のフォー以外に、

玄米パスタ
米麺、雑穀麺
こんにゃく麺
トウモロコシ麺
キヌアのパスタなど
選択肢が豊富!

欧州を中心にi
「ZEN PASTA」
という名称で、
乾燥しらたきが
人気なことには驚きましたが…

おっと、話がそれました。

実際に何種類もの
グルテンフリーパスタや麺を
買い求め、試食してみましたが
小麦のパスタ同様に扱うには
うどんや春雨に寄りすぎていたり、
ツルツルすぎる食感だったり、
逆にボソボソしていたり。

風味や食感が気に入り
コレ!と思えるものは
意外に見つかりませんでした。

そんな折に出会ったのが
「ZENBヌードル」でした。

豆100%でできた
グルテンフリーパスタであること、
さらには
植物性たんぱく質と食物繊維が
豊富に摂取できて、
小麦のパスタよりも
栄養価が高いことが魅力でした。

糖質を抑えつつ
たんぱく質を摂りたい
ボディビルダーやアスリート、
そしてベジタリアンや
グルテンフリーの方などから
支持を集め、
今では認知度もアップしていますが

2020年9月に発売されて
まだ間もない頃は、
ワタクシの周りで
食べたことのある人は皆無。

オンライン通販のみで
店頭販売をしていない商品のため、
初回取り寄せ時は半信半疑でした。

原材料が黄えんどう豆?!
気になるけれど
どんな味なのか想像つかない…
お値段お高めだから
おいしくないとショックだわー。
そんな心持ちでした。

届いた「ZENBヌードル」は
見慣れた小麦のパスタを
日焼けさせたような、
濃い褐色であることを除けば、
パッケージも見た目も
完全に小麦のパスタでは?という
第一印象。

茹でて食べてみると、
豆100%と聞いて
想像していた食感よりなめらかで
風味も豊か!
ほんのりとある
豆の香ばしさも好印象でした。

ソースとのなじみもよく、
小麦のパスタと同様の使い勝手が
なかなか気に入って、
以来何度もリピート購入しています。

「ZENBヌードル」は
1食分が乾麺80gになっていて
8食セット(2袋)のヌードルで
税込1584円。
定期便だと少し安くなります。

グルテンフリーのパスタに
興味がある友人知人から
「で、実際においしいの?」
とよく聞かれるのですが、

これまで
さまざまな食べ方を試してみての
ワタクシの感想をお伝えすると

「小麦の麺の代用」と捉えると
小麦との差異ばかりが気になりますが

「豆の麺」として
新しい食材に対するように楽しむと
食べ方を自由に発想できるので
おもしろいと思います。

麺自体に独特の存在感があるので、
ワタクシはしっかり味で
仕上げるのがお気に入りですが

さらりとした後味で
普段から愛用している
トリイソースの
「ウスターソース」
もしくは
「山椒ソース」で
味付けする食べ方に
最近はハマっています。

具材はなんでも合いますが
冷蔵庫にある野菜や肉、そぼろなど
気軽に炒め合わせれば充分。

パスタというよりも
焼きそば的な食べ方でしょうか。

「ZENB ヌードル」は
王道のトマトソースとも相性◎

4種あるヌードル用ソースのうち
「ミニトマトの濃厚ソース」を使うと
ド直球なトマト味に。

ヌードルを茹でる時は
フライパンを使うのですが、
湯切りをしたら
ソースを入れて絡めるだけ。
楽ちん!

料理が苦手な人にも、
ずぼらさんにも、
忙しいリモートワーク中にも
うってつけ。

写真は旧パッケージのものです

ワタクシのイチオシソースは、
「きのこのベジクリームソース」。

エリンギやマッシュルーム、
玉ねぎ、ナッツで作られた
乳製品不使用の
ベジタリアンなクリームソース。

いつも「ZENBヌードル」と
一緒にストックしています。

「ZENB ヌードル」自体は
淡白な味わいではありませんが、
蕗、ひじき、にら、海苔など
和の食材ともよく合います。

先日は、
薄切りの牛肉をじりじりと
フライパンで焼き付けたところに
茹でた「ZENB ヌードル」を
少量の茹で汁と一緒に加え、

自家製梅干しの副産物、
赤紫蘇(ゆかりでもOK)と
お醤油で味付けしたところ、
爽やかな和風味で
とっても美味しかったです。

しかもアジアン、エスニック、
中華、イタリアンなど、
さまざまな味わいと相性良し。

小麦のパスタよりも
マルチユースな
ヌードルと言えるかもしれません。

最近では「ZENB ヌードル」の
ヌードル用ソースやスープの
ラインナップも増えています。

どれも動物性原料不使用で
ベジタリアン!
簡単にサッと調理したい人は
上手に活用すると
とても助かると思います。

ソースは3種。
・インドネシアのミーゴレン
・タイのパッタイ
・あんかけ焼そば

写真は旧パッケージのものです

スープは4種。
・ゴマタン
・オニポタ
・ヤサミソ
・トマチリ

あらかじめ
食べやすい長さに
折っておいたヌードルを
水で溶いたスープと一緒に
ゆでるだけで
スープヌードルとして
気軽にいただくことができます。

これは、小麦のパスタと違って
茹で汁に豆の旨味がある
「ZENB」らしい食べ方かと。

さて、オリジナリティのある
商品展開がおもしろい
「ZENB」は、

実はあのお酢で有名な老舗
ミツカン(mizkan)が
生み出した新ブランド。

パッケージには
「販売者:
株式会社ZENB JAPAN」
としか記載がないので
パッと見わからないのですが…

今回「ZENBヌードル」を
取り上げるにあたり
「ZENB」新規事業開発の
マネージャー 長岡雅彦さんに
お話をお伺いさせていただきました。

そこでワタクシが驚いたのは、
「ZENB」というブランドが
徹底的なマーケティングありきで
立ち上がったのではなく、
全く異なる成り立ちが
背景にあったこと。

長岡さんによれば、
1804年創業のミツカンは
創業215周年を迎えるにあたり

今後の世の中と食生活に
どのように貢献していくべきか

2年かけて議論して
「未来ビジョン宣言」として
課題テーマを
次の2つにまとめたそう。

それは、

●おいしさと健康の一致

「おいしいもの=
体の負担や生活習慣病に
つながりやすい」
「カラダによいもの=
食事としてはおいしくない」
ではなく、

「おいしい」と
「カラダにいい」を
両立できる新しい食生活を。

●人と社会と地球の健康

これまでの食文化は
自然に負荷をかけ続けてきましたが
人の健康だけではなく、
社会や地球環境に負荷をかけないよう
生きる環境全体の未来を意識した
食生活のあり方を。

この2つを満たすような
新規プロジェクトとして、
環境負荷の少ない植物性食品を
有効活用することに着目。

「植物を可能な限り丸ごと使う」
というコンセプトを柱に
「ZENB」というブランドを
構築したのです。

「たくさん儲けたい」ではなく
「真摯なこうあるべき」の議論が
起点にあることが
イチ消費者として嬉しく、
新鮮に驚かされました。

2019年3月、
「ZENB」ブランドが
最初にリリースしたのは、
「ZENB ペースト」。

素材の栄養素をくまなく活かし
フードロスをできる限り少なく。

枝豆はさやまで、
トウモロコシは芯まで使った
とろりとしたペーストは、

丸ごと野菜と
オリーブオイルだけで作られた
コンセプチュアルな商品。

種や皮など食材を
可能な限り丸ごと粉砕し
滑らかに仕上げる工程には
ミツカンならではの加工技術が
多用されているのだとか!

パンに塗ったり、
牛乳や豆乳に混ぜてスープにしたり。
アイスクリームにかけるのも
楽しくておすすめです。

同時期にリリースされた
「ZENBスティック」は
とうもろこしやにんじんなど
の野菜を皮や芯まで
可能な限り丸ごと使った
スティック。

「オリジナル」は
ナッツや果汁、
キヌアや玄米など穀類と合わせて
ザクザク感がとても好みですが、

後から開発された
「リッチテイスト」は
ナッツや果汁に
カカオバターを組み合わせ、
よりスイーツ度を高めた
別バージョン。

ワタクシは、
土っぽい香りが広がり
ザクザク感が楽しい
オリジナルの
「ゴボウ」が大好きです。

「ZENB ヌードル」が世に出たのは
2020年9月。

主食を食べられない人が増え、
主食を食べない方が健康的だと
考える人も増えるなか、

多くの人が分け隔てなく食べられる
「新しい主食を作りたい」と
「ZENB」ブランドが
立ち上がる前から構想3年。
さらに
ミツカンから
開発技術チームの精鋭を集めて
商品開発2年。

最初から「豆でいこう」と
決めてわけではなく、
栄養価や美味しさを追求して
野菜や豆、穀物などを
さまざま検証。

大豆は
タンパク質量が多いものの
脂質が多いために
食感や香りが
あまり麺に適さなかったり

黄えんどう豆は
高食物繊維、高タンパク質。
小麦や米に比べて糖質が低く、
遺伝子組み換え作物が存在しない
など、
たくさん魅力がありますが

最終的には
無数の試作研究を経て、
食感、もちもち感、
茹で時間、使いやすさなど、
総合的なバランスのよさが
決め手に。

画像提供:ZENB JAPAN

黄えんどう豆は
インド、北欧、ロシアなどでは
普段からスープに入れたり、
すりつぶして調理に
よく使われるそうですが

「ZENBヌードル」は
黄えんどう豆の
うす皮まで全部使った、
つなぎ一切なしの
世界初!*
100%黄えんどう豆ロング麺。

*Mintel 社データベース(GNPD)を用いた2021年5月当社調べ

余談ですが、

「ZENBヌードル」は
国産の黄えんどう豆がないため
カナダ産やアメリカ産の
黄えんどう豆を使って
国内で作られますが

グルテンフリー・
ベジタリアン激戦地の
イギリスとアメリカでは
「ZENB PASTA」という名前で
現地製造もされ、

ペンネなど複数種類の
ショートパスタが
すでにソースと一緒に
販売されているそうです!

日本でもようやく
「マメロニ」という名前で
マカロニ形状のショートパスタが
発売されましたが
こちらは海外生産されたものです。

パスタのような見た目ですが
パスタより食物繊維などの
栄養価が高く、
焼きそば、ナポリタン、中華の汁麺など
和洋中どんな味でもいける
「ZENBヌードル」。

でも店頭で商品を見ただけでは
その価値や魅力が伝わらないと考え、
「ZENB」は
直販型のオンライン通販に
特化しています。

「ZENB ヌードル」の
実物を見たことがなく
初購入時には心配がありましたが、
今ではinstagramなどで
たくさんのユーザーが食べ方をシェア。

「ZENB」からも
ホームページやSNS、
メールなどを駆使して
パスタ的な調理法だけにとらわれない
調理法や食べ方を伝えています。

ワタクシがいつも嬉しいのは
商品と一緒に届く
メニューブック。

スキルがなくても
簡単に作ることができるよう
調理法がステップ写真で
紹介されていて
とってもわかりやすい!

長岡さんにお聞きした
おすすめの食べ方は、
「豆風味の茹で汁」を生かした
スープヌードル。

「ZENB ヌードル」を茹で、
その茹で汁に梅干し1個と
塩昆布ひとつまみを入れるだけ。

スープの素は使わなくても
それだけでおいしい
スープヌードルに!

「ZENB ヌードル」で
焼きそばやパスタを作る際に、
出来立てをすぐに食べずに
時間をあけてしまうと、

ヌードルの状態が変わって
小麦のパスタの時よりも
パサついたり、
くっついてしまうことが
ワタクシは
少々気になっていたのですが

これまた長岡さんから
「ヌードルを茹でた後に
お湯や水で洗うといいですよ!」と
アドバイスいただき、
実際にその通りにしてみたところ
食感がとても良くなりました。

麺の表面の粉っぽさを
洗い流してから、
軽くごま油で和えて
表面をコーティングするように
下ごしらえをしておいて、

後からフライパンで
焼き付けながら調理すると、
豆の香ばしさも出て
よりおいしく仕上がります!

豆の旨味がたっぷりの
茹で汁は別に取っておいて、
卵を溶いたり、
味噌を混ぜたり、
軽く味付けをすれば
スープとしても美味◎

ミツカンは調味料メーカーなので
畑違いとも言えそうな
「ZENB」を打ち出すなんて
意外性があっておもしろいですねと
お伝えすると、

長岡さんは
「ZENB」のコンセプトは
ミツカンの創業の経緯と
似ているのですよ、
と話してくださいました。

創業時のミツカンは
捨てられていた酒粕に注目して
酒粕からお酢を開発し、
それが江戸前寿司に合うと
広く支持された歴史があり、

「ZENB」はというと、
地球環境の危機が叫ばれる時代に
捨てられてしまった
植物の皮、芯、さや、種などを
可能な限り丸ごと使った
ムダのない商品をつくることを
目指していて。

確かに両者には
共通した価値観があると言えそう。

今後の「ZENB」は
さらに商品が拡充されるそうなので
ますますの進化が楽しみですが

これからの時代は、

健康のためになって、
おいしくて、
サステナブルで…

何もあきらめない、
いい意味でわがままな食品が
もっともっと増えて
いくのでしょうね。

それは同時に、
材料調達や流通、
容器や梱包材など
あらゆる観点で
ほんとうに地球に優しいのか

生産者だけではなく
消費者も購買行動を
シビアに問われるようになることを
意味していて。

食に求められることも
どんどん変化していきそう。

…おもしろくなりそうですね!

【インフォメーション】

ZENB(ゼンブ)

公式通販サイト
https://zenb.jp/

お問い合わせフリーダイヤル
0120-133-309
(毎日 9:00~18:00)

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池水みと / MITO Ikemizu
鹿児島ルーツの東京育ち。プロデューサー・編集者・ライター。リクルート在職中にアロマセラピスト資格を取得。フリーランスになってから調理師免許を取得。築地・豊洲の目利きと一緒に日本の伝統的な魚食文化の魅力を紹介するワークショップ「おいしい塩干教室」を主宰。「東京すし和食調理専門学校」が欧州に和食文化を伝える研修活動など海外向けプログラムに企画・通訳で関わる。幼少期にフィリピン、高校時代にブラジルに暮らしていたことから、日本文化への興味が強く、趣味は三味線・茶道・和菓子作り。最近の関心事は健康と予防医学。夢は自作絵本の出版。

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